富士と港のみえる公園

公園デート, 地域で探す, 富士市, 歴史をたしなむ, 目的で探す, 遊具であそぶ, 静岡県
住所
駐車場 あり
トイレ あり
自販機 なし
面積

JR吉原駅南口から徒歩およそ10分。

最近では田子の浦港を挟んで対岸にできた「ふじのくに田子の浦みなと公園」に来場者を奪われつつある、その名の通り富士山と港の眺望が美しい公園。

園内はそれほど大きくないが、他では見られない仏舎利塔的なものや展望台、神社やぽつんと佇む複合遊具などが点在している。ただ、全体的に色味は少ないというか、それぞれ主張していないのは、おそらく金色に輝くお釈迦様に配慮してのことなんじゃないかなと推測される。

 

石油基地などが近くにあるため、現実と歴史的なモノの間でなんとも言えない空気感もまたここならではの特徴だと思われる。それが意外と嫌じゃないから不思議である。そして、実はそういう人は少なくない。

やはりお薦めは展望台。人工的に作られた大木をモチーフに螺旋階段をぐるぐるのぼっておよそ1分。高さがそれほどないため、園内の松の木に微妙に視界を遮られてしまうものの、広く見渡せる街並みと港関係の機械の光。そして富士市ならではの煙突のけむり。

もちろん富士山の眺めは対岸に負けておらず、夕方には西から富士山と街を赤く染める夕景が。そして夜には人工的に光る夜景と富士山のシルエットが美しく、富士市内でにわかに活気づく、工場夜景の撮影スポットとしても人気を博している。

2015年12月現在、改修中ということで立ち入りできないため、注意が必要。

園内には「やきいもすると警察が出動します」という注意書きが。どんだけやきいもしてるんだというハナシである。

こういった場所でいもを焼いてはいけないので皆さまどうぞご注意を。

 

空気の澄み渡る冬などに三脚を持って出かけてみたい。

ワタクシ的には、入ってすぐのゆるいのぼり坂がなんとなくスキです。

 

写真協力 宮崎泰一@お天気屋さん