平成27年度にひとまずの完成をした、白糸の滝の西側に突如として現れた新進気鋭の公園。なんでも富士宮市が静岡県立高等農業学園の跡地を利用してまだまだ開発を進めているというスポット。
広大な敷地を活かし、富士山を借景に遊具なども充実した、リア充キッズたちのパラダイス。ほどほどの数を備えた複合遊具はあらゆる年齢層のキッズを取り込み、砂場に至っては自然動物などが入り込まないよう、ちょっと浮いてるという荒業。
また、日陰が少ないという弱点を抱えつつも、開放感のある芝生広場は富士山周辺エリアでも有数。サンシェードテントなどを持っていくとのんびりお昼寝などもできそう。キャッチボール程度のボール遊びであれば、周りの人に迷惑にならない程度のキャパシティを持っています。
広大な敷地には季節ごとにひまわりやコスモスなどを咲かせ、晴れた日には世界文化遺産の富士山を眼前にドカンと拝むことができます。と同時に、学校の跡地だけあって人工芝のフットサル場などスポーツを楽しむこともできそうという一挙両得な、どでかい公園です。体育館などの設備もまだ残っていたので有効活用されることを期待せずにはいられません。
2018年4月現在、あらかたの設備が整い、季節の花々を愛でる場所として楽しめます。スケールはかなわないものの、白糸の滝という観光資産をうまく取り込みながら、こう、山中湖の花の都公園のように富士宮市で「花」といったらココ!みたいなアイデンティティを築くことができれば、世界遺産に頼らない地元民の誇りとなれるのではないでしょうか。
もちろん眼前にそびえる霊峰と季節の花々のコンビネーションは愛好家にも褒められそうなフォトジェニックとなり、撮影スポットとしても活躍します。おかげでリア充カップルなども立ち寄るようになりました、立派でちょっと派手めな観光スポットだけでなく、地域にある公園であるからこそ活用していきたいものです。