その名の通り、桜が美しいグラマラスなスポット。
富士山周辺のなかでも標高が高めの場所に位置し、特徴は道路で3つのゾーンにワケられていること。道路でスペースがとれないと無理やり狭い中におさめてしまうこともありますが、それを逆手に取って(かどうかは知らないが)、それぞれに個性のたったエリアがあります。
芝生広場やお花見ができる場所には小高い渦巻き山があり、なかなかどうして登り甲斐を発揮。なめてかかると息切れをしますが、登頂した先にはガゼボ的な休憩ポイントでひと休み。この山自体が花壇のようになっており、見た目も楽しい。開放感と広さではこのエリアがナンバーワン。
西園区は空中水平回廊という散策道があり、夏は木漏れ日、明は紅葉とまさに逍遥のためにあるようなちょっと非日常を感じることができるエリア。ただ森林エリアを散策するだけでなく、空中回廊になっているのはテンションがあがります。キッズはお散歩気分を脱ぎ捨ててぐるぐる走り回ることでしょう。
樹林地園区とよばれるメインスポットは、ローラーすべり台やアスレチック遊具が充実しお子たちがこぞって遊びまわるのに最適です。前述の通り標高も高く、富士山も近いため霊峰に見守られながらダイナミックな遊びができそう。土日ともなればすべり台渋滞が起こるわけであるが、カラフルかつ2車線走行ができる幅広のためポップな感じすら漂います。
この3つのゾーンを含めると、歩き回るだけで結構な運動になりますし、景色もいいので散策というかウォーキングにもぴったり。公園入り口付近にあるベンチみたいなモニュメントは、実は桜の花びらをかたどっており、そんな気の利きっぷりもイカしています。
お花見シーズンだけでもったいない!そして、御殿場市民が利用するだけではもったいない!暑い夏には、気持ち涼しいのでお弁当なんかを持って、ランチと決め込むのにもいいかもしれません。
場所を正確に把握していない場合、246号線からのアクセスだと、そこそこの距離を富士山めがけて登って行くので途中であきらめないように注意しましょう。