みはらし公園というわりには眺望はそんなでもない、新東名の真上につくられた公園。ほぼ平坦な場所がないという特徴的なスポットで公園の大部分が斜めっている。周囲を木々に囲まれており、展望台があるわけでもなく、夜景がきれいとも思いづらいが、公園最上部からは新東名高速道路を眼下に見ることができ、そこはちょっとテンションがあがる。
そこそこの傾斜でそりすべりなどをしたくなるほどではあるものの、平坦な部分がないため、エンドレスに滑ることになる。そもそもそりすべりをしてよいのかも不明。唯一とも言える平坦な場所にはすべり台とブランコ、そして水飲み場が設置されている。非常にシンプルな遊具であるため、未就学児くらいのキッズが遊ぶ程度の規模である。
公園は高台の新興住宅街のはずれにあり、ゴルフ場へと続く道からちょっと入ったところにあるなど、来園者は非常に限られているようでのんびり感は半端ない。また公園のほぼ全てが芝生で覆われているため、シーズンには木々の木漏れ日と相まってさわやかにウォーキングなども楽しめそう。桜の木も複数、それも比較的短い間隔で植えられており、賑やかすぎないお花見などにはよさそう。暖かい日にはお弁当をもって出かけたくなるくらいである。
名は体を現す、わけではない。みはらしは期待ほどではないけれど、暮らしの近くにこんな公園が近くにあったらうれしいだろうなと思わせるに十分な魅力を持っているスポットである。