街区公園。それは誘致距離半径250mほどで面積が0.25㌶を標準として配置される公園の分類としてはもっとも小さなカテゴリ。ちなみに地域に住む人たちが集う公園には街区公園、近隣公園、地区公園、総合公園、運動公園、広域公園などに分類されています。詳しい話はまたどこかで。
そんな街区公園としての役割をほどよく体現する西添1号公園。原小学校から西に200メートルほど。弟分の西添2号公園を東に従え、住宅街のなかのオアシスとして君臨する地域憩いの場であり、面積は0.22㌶とまさに街区公園。ほどよい広さにブランコやすべり台などが配置され閑静でのどかな近隣の風景によりのんびり感をプラスしています。
適度な広さの土のグラウンドはゲートボールに興ずるシニア層やちょっとしたボール遊びをするキッズたちに人気を博している様子。ただ、近くに小学校があるため野球やサッカーなどで汗をかこうと意気込む元気なお子たちはそちらに流れるため、比較的ゆるい雰囲気。ちょっと勾配はきつめながらも公園の入り口はスロープになっているのでベビーカーでの乗り入れも可能なため、よちよち歩きのベビーやママたちにおすすめである。
完成記念碑の【完】という一文字は極めてシンプルながらなかなかの迫力。お子たちがかくれんぼをする際の絶好の隠れ場所となっております。ふつうであることがたぐいまれなる個性。それゆえに半径250mの人たちにこそ愛されてほしいTHE 街区公園として今日も西添町の真ん中で地域を見守っているのである。