様々な層の御殿場市民が体を動かすのに最適な友愛パーク原里。
なんでも行政や指定管理者による運営ではなく、原里区によって管理されているというのになかなかのスケールを誇る。
200mトラックに、テニスコート、サッカーにバスケットボールなどいろいろな取り組みができる。
さらには、子どもが遊べる比較的大きめのアスレチックやせせらぎなどもあり、ちょっとした水遊びなどでキッズがはしゃぐこともできる。
平日でもグラウンドゴルフの練習に勤しむシニア層や、ジョグなどで体を動かしている人たちを見かけることができ、土日ともなれば、いろいろな競技の試合などが開催されていて選手や応援する人の声で賑わっている。
運動公園の雰囲気を多分に含んだ総合公園でありながら、休憩用のベンチは「腹筋をしなさい」というプレッシャーを含んでいる。
さらには、いかつい運動ができる謎の器具や、鞍馬もできそうなモノまでありマッスルボディに向けての設備は事欠かない。周囲をとりまくジョギングコースは片側1者線に別れており、お行儀よくジョギングやウォーキングを楽しむことができる。逆走しても切符をキられることはないが、なかなかに気まずい。
看板を見る限り、「友愛パーク原里は地域で一番きれいな公園」を目指しているらしい。
確かに比較的新しい公園で管理も行き届いており、富士山ビューも含めて美しい公園である。
御殿場市が指定する富士見十景に選ばれており、施設内のどこからでも富士山を眺められるロケーションも人気の秘密かもしれない。
ひとつ残念なのは2015年夏の時点で広々とした芝生エリアが立ち入り禁止となっていたこと。なんでも今までの利用者のマナーの悪さから許可なく入ることを禁じているそうである。なにがあったかはわからないが、憤るのは管理者だけでなくマナーを守って利用する近所のひとたちも含まれる。
ルールじゃなくてマナー。公園にいくからには必ず持っていかなければいけないものである。
さて、たださんざん紹介しているように、御殿場エリアでは中央公園をはじめ桜公園などなどキレイな公園がある。そんなレベルの高い御殿場の公園でも5指に入るかもしれない友愛パーク原里。最近では友愛パーク朝日という新友愛パークも開園したため、高いレベルで競い合っていただきたいものである。そのためにはやっぱりマナーは大事よね。