沼津アルプスのひとつ、香貫山をフィーチャーした香貫山公園。思うに、○○「山」公園と名前がついているところは、あなどってはいけない。そこそこの山である。
まずはアクセスの仕方が特殊。ナビで「香貫山」と入力しても辿りつきづらいので要注意。沼津警察署の方面から狩野川を渡って、黒瀬の交差点をさらに南へ。左手に「香貫山」という案内看板が出ているので、それに従い左折。ハイカーのための登山道入り口の左脇の道を進んでいきます。もちろん道幅はせまく、大きめのミニバンなどはすれ違うのも一苦労。ゆずりあいありがとうの精神で、気持ちよくいきたいものです。お散歩がてらハイキングしている人も少なくないので、もちろん歩行者優先で。
道なりに進むと、香貫山展望台入り口(香綾台)あたりで、車止めがあるので、その辺りに駐車できます。さて、やっとの想いで到着した、貫山の中腹に位置する香綾台は、若山牧水の歌碑やけっこう立派な五重塔などが鎮座しています。もちろんココからの景色はすばらしく、駿河湾や沼津市街が一望できちゃいます。
他にも、うんていやブランコ、滑り台などがあり、キッズも身体を動かして遊べるのが他の「山公園」にはない個性です。山の中腹にキッズが遊べる環境が整っているのは珍しいといっていいでしょう。ベンチやテーブルなどもあるので、お弁当をもってハイキングとしゃれ込むのもまた一興。香綾台には、無料休憩所があり、ここに住んでいるのかなんなのか、おじさんが香貫山のことや沼津のことなどをガイドしてくれる。ちなみに、ジュースやアイス、ちょっとしたお土産なんかも売っている。
そのロケーションから夜景もキレイでロマンチックなデートにも。桜スポットとしても賑わいをみせ、シーズンになると平日でも駐車場が混雑することも。沼津の街並みを眺望でき、地元のみならず沼津市の誇りとして今日ものんびりと来園者やハイカーを待っています。
香陵台から奥に進むと、およそ1.2キロくらい歩くことで山頂の展望台。それはまたの機会に香貫山公園(山頂展望台)としてご案内したい予定。