本城山公園からわりとすぐ、街道沿いの細くて長くて小さな遊園地。
清水町きってのアンニュイスポットである本城山公園とは趣を変えて、道路に挟まれた遊具エリアはすべり台に鉄棒、ジャングルジムなどオーソドックスなレイアウト。周囲をフェンスに囲まれているため、キッズがわりと自由に遊ぶことができます。コンビニに隣接しているのは子育てママには嬉しい限り。
広めのグラウンドもあり、元気なおにいちゃんおねえちゃんはこちらで走り回ることもできますが、サッカー野球などは禁止されており、はたして児童のためのパラダイスなのかとも疑いたくなります。
しかし、児童、とは小学生から中学生のこと。この年齢層に広いスペースを与えながらもボールを使わずに遊べというアンチテーゼを投げかけるのも、子どもたちに知恵を絞らせるひとつのギミックなのかもしれません。
とはいえ、地域のための地域の公園。部外者が多くを語るのも野暮というものです。
そう、公園はただそこにあればいいというだけではなく、地域に愛されてなんぼのもの。中徳倉区の遊園地が、キッズを育み、そして地域に愛されるためのスポットでありますように。