富士市東の雄、原田公園。
なお、東は原田公園。北に富士西公園、南はふじのくに田子の浦みなと公園、西には岩本山公園と四神よろしく各方面に代表的な公園がそれぞれ市内を守っている。東のこちらはさしずめ青龍。その立ち位置からか公園内にはアオダイショウと思われる蛇がにょろにょろとお散歩をしていた。なんていいタイミング。
(アオダイショウはそんなに危険なヘビではなく、ちょうどよい自然が残っている場所に棲息。ということは原田公園もほどよい自然環境があるということにほかなりません)
中型のローラーすべり台に、キッズたちがまるでサルに見えるロープジャングル。汽車の遊具や、派手さはないもののちいさなお子でも遊べる複合アスレチック遊具。ところどころに緑が点在し、公園の周辺には川も流れており涼しさを誘う。北側には調整池由来のせせらぎがありわずかながらもホタルのダンスも確認できるとか。
園内はなかなかに広く、お散歩にもおすすめ。いくつかの層に分かれており現在では上層部分も整備が行われ富士山ビューもなかなかに。最下層には半端ない斜面の芝生の丘やステージ的なものもあり遊具やすべり台など既設の設備にとらわれないアクロバティックかつオーセンティックな遊びもできそう。ひとつの遊具をとことん極めたり、次から次へと遊具を渡り歩いたり。水遊びに熱中したりとキッズたちは思いおもいに原田公園をエンジョイしている様が見られる。
工場なども近くにあることなどから、煙突から煙がモクモク出ているさまや公園内に迫力のある鉄塔がそびえ立っているのもこの公園のアイデンティティのひとつといってよさそう。
子供を連れてどの公園にいこうかと迷ったら、とりあえずココを選んでおけば間違いないという公園。子育てパパなどは必見の場所。あと、駐車場も広くとられているのも気が利いている。第四駐車場くらいまであったり。
うららかな季節にゆったりと楽しんでみると、原田公園の魅力をからだ全体で享受できるのではないかと思う。ちなみに、青龍は春をあらわし、テーマカラーは緑なんだとか。最後まで四神になぞらえるのもアレだけど、のんびりとした原田公園にじつはぴったりな気がしたりもする。