ヌマヅノタカラ。
沼津市のシティプロモーション事業のひとつであるキュレーションメディア「ヌマヅノタカラ」。子育てに関する情報源として富士山周辺公園ガイドにリンクを貼っていただきました(やった!)。
沼津市は公園が少ないと耳にすることがよくあります。近隣では富士市や御殿場市などは公園のレベルが高く、ファミリーカーを飛ばして遊びに来る人も少なくないなんてハナシを聞いたこともあります。
ジツはそれは印象論でございまして、沼津市も公園の数が決して少ないわけではなく、大きなレジャー型公園がちょっと少なめ。小さくても地域に溶け込んでいて、それでいて個性を持ったスポットが多いと言い換えることができるワケなんですね。
例えば、タコのカタチをしたすべり台をもつ共栄公園、駿河台公園、市道公園。いずれも同じ愛称で親しまれているため、一概に「タコ公園」と言ってもどの公園を指しているのかわかりませんが、いずれもキッズたちにそこそこの人気を誇ります。ゾウのすべり台がシュールな犬塚公園なんかも個性があって面白い。
空を見上げると愛鷹連山、世界でも有数の深さを誇る深海などバラエティが豊かな地形で、海も山も、そして狩野川・黄瀬川の流れに森林など自然に恵まれたロケーション。東海道線や御殿場線なども走っており、史跡なども散見されそれを活かした公園なども期待したいところです。山でいったら愛鷹総合運動公園、川でいうところ鮎壺公園、海をフィーチャーした牛臥公園、港口公園。穴場な感じでは、ヤナギサワの八畳石。長井崎のほうでは長浜城跡などもあるのでもっともっと活用されるといいですね。
深海公園…なんかは難しそうですが、先日話題になった高尾山の古墳群、西に位置する興国寺城跡なども注目のスポットとして目が離せません。そういえば興国寺城跡を公園に!と私立幼稚園の園長が意気込んでいらっしゃいましたよ。戸田地区の自然を活かしたスペースもあるといいなあと思ったり。あとは、沼津市内は残念ながら遊具がめちゃめちゃ充実したスポットがあまり見られないので、すごい遊具があるぜ!という、とがった公園がひとつあるといいかななんて想いを巡らせることも少なくありません。
観光的なランドマークとして注目される場所ももちろん大切ですが、日常に溶け込んだ公園がもっともっと活用されることを願っております。沼津市に限ったことではなくシティプロモーション活動は市外など対外的にアナウンスすることはもちろん、そこに住む人が楽しく暮らすことが魅力の発信につながるということもあるのではと常々感じております。ですから、Proud NUMAZU。地元を誇りに思うことがはじめの一歩なんですね。