国道150号線沿い、静清(せいせい)浄化センターの建物の屋上にその公園はある。入口が地味なため、運転中は気づかずスルーしてしまうこの公園。長いスロープを登っていくと、思いがけない広さに驚いてしまう。
駿河湾に向かって広がる芝生広場。頬にあたる海風が心地よく、天気が良ければ清水港越しの富士山を拝むことができる。あぁ、素晴らしき開放感。
芝生広場やそれを囲む遊歩道は手入れがしっかりされており、小さな子どもも安心して遊ぶことができる。
木製の複合遊具に加えて、健康遊具も充実。園内にはベンチも多く、子どもからじじばばまで、みんなでゆっくり過ごせる、屋上公園。
そんな公園の特徴は、ずばり「あまり人がいない」。
立地のせいか、それとも公共施設の敷地内という心理的ハードルがあるのか。遊具も芝生広場も、ほぼ貸し切り状態で楽しむことができるのだ。
広い公園をひとり占め。少しリッチな気持ちになれるのも、この公園の魅力の一つかもしれない。
なお、浄化センターと聞くと、「においが気になる」そんな方もいるかもしれない。ご安心していただきたい。においは感じない。
もしかしたら多少におっているのかもしれないが、駿河湾からの恩恵(海風)で、全く気にならない。
ちなみに、この公園の駐車場は道路を挟んだところにある。交差点横にあるイルカの像が目印。注意していないとやはり見逃すので、はじめての方は事前に調べておくことをおすすめしたい。