2009年ころ、ふとしたきっかけで富士山周辺公園ガイドがはじまりました。
公園に行く機会があるため、ひとつのログとして蓄積してこうかなーと思った程度のサイトではございますが、ぼちぼちしか更新していないのに、時には2年くらい追加してなかったのに、月に10,000人以上の方にご覧いただいている不思議なサイトとなりました。特に最初に背中を押してくれた富士市のG’day English Schoolの中村代表には足を向けて寝ることができません。
そんなこんなしているうちに「公園てもっとうまく活用されればいいのに」と思うこともあるわけです。公園にはやっぱり人がいたほうがいいと思うんですよ。いろんな人がいていいと思うんです。迷惑をかけない範囲ですけど。子どもがいてもいいし、お年寄りがいてもいい。デートしたっていいし犬がいてもいい。
例えばですよ、公園でお酒を飲んでイイのは世界ひろしといえども、日本くらいのものです。都市公園法的なものでダメとはなっていないんです。ほら、花見の文化がありますからね。ある休みの昼下がりに公園でちょっくらビール飲むとか気持ちよさそうじゃないですか。一方で、公園で昼間っからお酒飲んでると「この人大丈夫?」みたいな風潮になっちゃってます。
そのあたりの価値観をですね「公園ってこう楽しんでいいんだよ」と紹介したいと思っているうちに、マガジン化されたりもしました。 このエリアにはこんな公園があるんだよーという紹介から、それだけじゃない側面にもスポットをアテて。こう、みんなが公園でもいくかーてなるように。
だからこそ、駐車場が整備されていていわゆる「しっかりした公園」だけでなく、地元の人しか知らないような、ややもすると公園ガイドとしてはどう特徴を見出して紹介するか頭を悩ませるような場所までくまなく紹介できたらなと思っております。
結果的にマガジン化されたことで、富士山周辺公園ガイド(サイト)と富士山周辺公園ガイド(マガジン)と、ややこしくなりましたが。タイトルくらい考えろというハナシですが、ご愛嬌ということで。
マガジンはといいますと。富士市、沼津市の私立幼稚園協会さまのご協力で、両協会に所属する幼稚園の園児のいらっしゃる各家庭にお届けしました。ほかにもスーパーやドラッグストアなどのラックで配ったりもしました。
特別協力としまして、静岡エフエム放送、つまりはK-MIXとコラボしたマガジンとなっており、K-MIXでもラジオCMが放送されちゃいました。写真もうまい人に提供してもらったりもしました。
スポンサーさまはじめ、協力していただいた方には足を向けて寝られません。結果的に全方位に足を向けて寝られず、立ったまま寝るか逆立ちするかしか選択肢がありません。
そんなこんなでおかげさまで脅威の消化率100%となりまして、現在ほぼ入手いただけません。増刷の予定もなく、プレミアはつかないと思いますがプレミア公園ガイド(マガジン)となっております。
万が一手にとった方は大切にご利用ください。決して神棚などに置いたり丁重に扱わないようにお願いします。読んで出かけて賑わってナンボの公園ガイドですから。
おもしろいというか、なんというか。
ウェブサイトのほうが掲載数も多く、活用性も高いはずなのにマガジンを発行してから「ここの公園はじめて知った」とか「実際に行ってみましたよー」というお声をいただく機会が多くなりました。やっぱり手にとってじっくり読むというのはアナログな写真や文字情報のほうが取り回しがよいのでしょうか。
どちらもうまく活用していただければそれに越したことはありません。
公園ガイドはアートでもなければ作品でもございませんが、いくつか編集者のポリシーも盛り込んであります。オブラートに包んだものから、オブラートに包んだものまで。だいたいオブラートに包んでます。いろいろなコトをヒステリックに叫ぶのはちょっと違うかなーと思ってますので。それは読んでいただいた方の受け取り方次第ということで。
ともあれ、今後も公園ガイドのスタンスとしては大きくは変わりません。
ただただ、バイアスのかかった主観で公園を紹介していく。それ以上でもそれ以下でもございません。ということで、今後ともぼちぼち公園ガイドをよろしくお願い申し上げます。
富士山周辺公園ガイド 管理人